昨日の土用は雑節の一つです。
雑節は英語で
standard days signifying the changing of the seasons
という訳が見つかりました。
雑節とは、五節句・二十四節気以外の、季節の移り変わりの目安となる日の総称だそうです、。
農業に従事する人々は二十四節気(中国で作られた暦)では十分に季節の変化を読み取れないため、その補助をする為に考えられた日本独自の暦です。
今年の雑節
土用(1月17日)
節分(2月3日)
彼岸(3月18日)
社日(3月24日)
土用(4月17日)
八十八夜(5月2日)
入梅(6月11日)
半夏生(7月2日)
土用(7月20日)
二百十日(9月1日)
二百二十日(9月11日)
彼岸(9月23日)
社日(9月20日)
土用(10月21日)
雑節は農業に従事する人たちの生活の知恵の結晶です。
今日の「世の中が見える単語」
孤立主義:isolationism
集会の自由:freedom of assembly
生産性:productivity
振り付け師:choreographer
微生物学:microbiology
弱気相場:bear market
コメントをお書きください
SixHands (水曜日, 19 1月 2011 18:36)
signify は、〜を示す、知らせる、〜のしるしや前兆、という意味のようですが、sign だと g を発音せず、signify だと g を発音するのですね。
こういうとこ、おもしろいです。
スタンダードは日本の文章でも見かける言葉ですね。
基準や標準と訳して良さそうですが、権威や信頼性を持った基準、というニュアンスもあるようですね。
こういう微妙なニュアンスの部分、他にも英文を日本語に訳する時に、ピタッと気持ちよく該当する日本語がなかなか見つからない、という場面もけっこうあるのでしょうか?