鹿児島の島津雨は英語で

鹿児島では、出立や祝い事、神事の日などに降る雨を「島津雨」といい縁起の良いものとしています。また、島津氏は稲荷大明神を氏神としています。これらは、丹後局が雨の降る夜更けに住吉神社の境内で狐の火を借りて無事に島津忠久を出産したことに由来しています。(これを英語で説明する必要がありようです)

 

ところで

「一時雨」と「時々雨」は英語で

 

◆Tokyo is mostly cloudy with intermittent rainshowers.

「東京はおおむね曇り、一時雨が降ったりやんだりするでしょう。」

◆ It will be cloudy with occasional rain.

「曇り、時々雨でしょう。」 


「一時」「時々」とは天気予報の用語では、「一時」および「時々」は、はっきり定義されています。
「一時」…現象が連続的に起こり、その現象の発現期間が予報期間の1/4未満のとき。「時々」…現象が断続的に起こり、その現象の発現期間の合計時間が予報期間の1/2未満のとき。となっています。
また、「連続的」と「断続的」についても定義されています。
「連続的」…現象の切れ間がおよそ1時間未満。「断続的」…現象の切れ間がおよそ1時間以上。この場合は短期予報のことで、季節予報などでは1日とかの単位でいうこともあるそうです。
「一時雨」と「時々雨」の違いこの定義を当てはめてみると、
「昼過ぎに一時雨」は、「12時ごろから15時ごろの間のうち、1時間未満の切れ間をはさんで、あるいは切れ間なく、合計45分未満雨が降る」ということ。
「夕方時々雨」ならば、「15時ごろから18時ごろの間にうち、1時間以上の切れ間をはさんで複数回、合計45分以上90分未満の雨が降る」ということです。
簡単に言えば:その期間の1/4未満が「一時」、1/4以上1/2未満が「時々」ということです。
「一時雨」よりも、「時々雨」のほうが雨が多いそうです。
ちなみに、地面が湿る程度の雨(1ミリ以下)は、雨とはいいませんのでご注意を。
予報では1ミリ以上降るのを「雨」といいますから、「曇り」の予報なのに雨が降ったとしても、1ミリ以下ならば予報は当たったことになります。